O2O(online to offline) サービス
2013.02.27 12:07
最近、O2Oという言葉をよく耳にする。オンラインtoオフラインというサービスで
ネット上(オンライン)からネット外(オフライン)の実店舗などに行動を促す施策のことである。
例えばスマートフォンに実店舗からのクーポンを提供して実店舗へ足を運んでもらうようなサービスである。
O2Oの特徴としてマーケティングにおいて効果測定がし易いことが挙げられる。
ある例として、NTTグループ、阪急阪神、博報堂がタックを組み提供しているサービスが関西にある。
モバイル会員向けサービスSMARTSTACIA(スマートステイシア)がそれである。
それは「阪急西宮ガーデンズ」という巨大施設で展開されている。
アプリをDLして施設内のさまざまなサービスが受けられる。 お目当てのお店までのルート案内、近くにいるお店の
クーポン提供、レストランの予約(並ぶ必要が無い、順番がきたら連絡が入る)、駐車場の停車位置案内 等
その施設に関する様々な便利がスマートフォンに落ちてくるサービスなのだ。
ネット市場が10兆円といわれる中、リアル店(実店舗)規模は200兆円とはるかに大きい。
O2Oサービスの可能性は未知数である。
オンラインショップとリアル店の競争ではなく、共存という観点で消費者に提供するサービスを創りだすことが
大切なことになる。 まだまだ国内に埋もれている潜在的なニーズを掘り起こす起爆剤になって行けばいいのだが。
アベノミクスの成長戦略にも取り入れて頂きたい・・・・。