問題を再定義する。
2012.06.26 19:05
アイデアと問題はセットです。言い換えると、アイデアはある問題に対するソリューションなのです。
ある問題に対してもっとアイデアを出すよりは、その問題自体を再定義した方が良いアイデアが出る場合が多いという事実です。
そう考えると、「アイデアが出ないからもっと出したい」と考えるのはうまくなくて、「どうしたらもっと自然にアイデアが湧いてくるような、わくわくするような問題を再定義できるか」と考えた方が効果的です。
つまり解こうとしている問題の方をいじるのです。
再定義です。
つまらない問題をおもしろい問題に変換する手法についてよく使っているものをいくつかあげてみます。
- 最速とか最初とか、一番とかをつける
つまらない問題:「どうしたら売上があがるか?」
おもしろい問題:「どうしたら業界一の売上をあげられるか?」
- 自分へのメリットを強調する
つまらない問題:「どうしたら売上があがるか?」
おもしろい問題:「どうしたら売上があがって自分が出世できるか?」
- おもいきった期限を切る
つまらない問題:「どうしたら売上があがるか?」
おもしろい問題:「どうしたらたったの1週間で売上があがるか?」
- 他者と比べる
つまらない問題:「どうしたら売上があがるか?」
おもしろい問題:「どうしたらA社とは違うやり方で売上があがるか?」
- 問題によってひきおこされる問題にアプローチする
つまらない問題:「どうしたら売上があがるか?」
おもしろい問題:「売上があがらないことによって社員のモチベーションが下がっているが、どうしたら社員のモチベーションがあげられるか?」
何事も楽しむことです! いきづまるという前に 一歩戻って考えて見てもおもしろい。