今さら聴けない。エシカル消費って?
エシカル?って最近よく聴くよね? 意味を聴くと「倫理的な」「道徳的な」ということらしい。私たちの日常にこれから多く関わることがあるみたいなので、調べてみました。
【目次】
エシカル消費とは?
消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うこと。
地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動のことです。
人・社会への配慮
私たちの身の周りにある食品や製品 おやつの時間に食べるチョコレートや、毎日身につける衣類の材料となるコットン(綿)など。には、原材料をつくり、加工し、私たちの手元に届くまでにたくさんの人が関わります。発展途上国では多くの原材料が作られています、しかし、そこで働く人々は、十分に生活するこもできない安い賃金で働き、貧困に苦しんでいるのが現状です。本来、生産活動は働いた人が正当に対価を受けて、生活の糧にしていくことです。その労働者の中には、学校に通えない子どもが多くいるのも事実です。企業の価格競争の裏には、多くの犠牲のもと生産されている商品やサービスがあることも理解しなければなりません。そのような商品やサービスは長続きしません。みんなが笑顔になれる社会から生まれた商品やサービスであること、心から満たされる商品やサービスは何か?そのことを考えることが、「人。社会への配慮」となるのです。人・社会に配慮された商品を見つけて、選んで購入することで、より多くの人が持続可能な生活を送れるようになるのです。
地域への配慮
現在では、インターネットの発展に伴い、食材や商品がインターネットを通じて、いつでもどこでも好きなだけ購入できるサービスが私たちの生活の中に浸透しています。これからも技術の発展と共に、益々、浸透していくでしょう。それは、とても便利なことですが、その一方で、地方に住む人々の消費活動にはつながりません。「地域の振興」もお買物では大事な視点の一つです。地元で生産したものを地元で消費する「地産地消」の考え方を実践してこそ、地域の活性化につながり地元の良いものが守られていくのです。地元の食材を「選ぶ」ことや地元のお店で商品を「買う」ことは、地元を「応援する」ことにつながります。
環境への配慮
私たち人間も動植物と同じく自然と共存していることを忘れてはいけません。そんな中、私たちは多くのエネルギー、原材料、食料品などを海外から輸入していることに気付かされます。
大量生産・大量消費・大量廃棄の暮らしによって、地球温暖化や海洋汚染などが発生し、生態系が破壊され、エネルギー資源が減少し、異常気象による農作物への被害などが深刻化しています。我々も自然の中の一部であることを忘れてはいけません。環境への配慮は地球で暮らす者として大きな責任なのです。つくりすぎないこと、必要以上に買わないこと、捨てないこと。このことに目を向けることが、環境への配慮と言えます。
2015年9月に国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)の17のゴールのうち、特にゴール12に関連する取組です。
エシカル消費を実践しよう! 消費者庁HPより
まとめ
エシカル消費と聴いて考えさせられました…。
一人一人が、人や社会や地域や環境に向き合った消費行動を行うこと、手に取った商品を表面的に捉えるのではなく、商品が生まれた背景や廃棄された後の影響を考え、そこにある課題を知り、その解決につながるようなモノやサービスを利用することが、次の未来に私たちができることなのですね。消費と社会のつながりを「自分ごと」として捉え、世界の未来を変えるために、今、何ができるのかを考えることですね。
お客様のエシカル消費を支援します。
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