「孫子の兵法」から学ぶ
2012.01.23 12:36
経営戦略のルーツともいえるのが「孫子の兵法」であります。
むかし、むかし、の約2500年前に中国で書かれた書物です。
ツꀀ「孫子の兵法」には多くの戦略、戦術が書かれておりますが
あえて抜粋するのであればこの2つの言葉になるのではないで
しょうか?
「戦わずして人の兵を屈するは、善の善なるものなり」
競争状態になれば勝者であっても多少の傷は負います
中小企業にとってその多少の傷は致命傷になり得ます。
だからこそ、他者には無い圧倒的な競争優位性を創り上げて
「戦わずして勝つ」ことこそが中小企業の差別化戦略となります。
もうひとつは・・・。
「彼を知り己を知れば、百戦危うからず」
この言葉は分析のことを言います。
彼=「競合」 「顧客」 己=「自社」 となり
いわゆる3C分析の基本を述べております。 ポートフォリオやSWOT分析等も
この言葉にあてはまるのではないでしょうか?
今もなお、ビジネスに影響を与え続けている 孫子のお言葉から経営を見直して
見ることも必要となるのではないでしょうか?