今さら聴けない。「UGC」ってなんだ?
UGCってなんだ? UCC? コーヒーのこと? なんでやねん!
いやいや! どうも最近重要性の高まる、マーケティング用語の事らしいよ。ちょっと調べてみたんで、ご紹介しますね。
【目次】
・ UGCとは
・ UGCの重要性
・ UGCの活用事例
・ まとめ
・ UGCとは
UGCとは User-Generated Contentの略 ユーザー生成コンテンツと言います。企業側から発信されるCMやホームページでの広告ではなく、ユーザー側の発信によって成立するコンテンツを表す言葉です。具体的には、インスタなどのSNSに投稿される、店名やブランドを明記した飲食店のメニューやその日のコーディネートの写真とキャプション、YouTubeに投稿されるレビュー動画、価格.comや食べログに投稿される評価などが挙げられます。ユーザー自身が商品やサービスを気に入って宣伝につながるもののことを指します。
ユーザーによる投稿が、結果として商品・サービスの宣伝機能を担うようなコンテンツを指しているといえるでしょう。
・ UGCの重要性
企業が作成することなく既存ユーザーがどんどん生み出していくコンテンツなので、うまくいけば企業がマーケティングを推し進めなくても既存ユーザーがが楽しみながらプロモーションを行ってくれる可能性があります。ただし、商品やサービスなど、企業が利用してもらいたいユーザーへ情報を届けて購入などの行動を促すためには、さまざまな角度からのプロモーションが必要になってきます。既存ユーザー自身が作成するコンテンツだからこそ、企業側が管理・コントロールするのは難しい点も留意しなければなりませんね。
莫大なお金をかけて広告を打つことも有効ですが、プロモーションにあまりお金をかけられない企業では、いかに低額で有効な施策を打ち出すかが重要なポイントとなります。そこで注目を集めているのが、低額でもプロモーションを行えるマーケティング手法「UGC」なのです。あまりプロモーションにお金をかけられない、中小企業や個人事業者の方々には、活用してみる価値はありだと思います。
◆ユーザー体感価値の創造
「インスタ映え」という言葉はもはや世間に浸透しきった感があります。マーケティングの観点からすれば、具体的な体験イメージがユーザー間で共有されていく、というのは計り知れないメリットがあるのです。実際の生活シーンのなかで、その商品やサービスがどのように用いられ、どのような魅力を持っているかユーザー目線から伝えられていくことにより、情報をキャッチしたユーザーが具体的に購入を検討するまでのハードルが下がるのだと考えます。
◆利害関係の無いユーザー目線の信頼性
企業側から発信される広告とは異なり、UGCは実際にその商品やサービスを使っている人の「生の声」を反映したものとして受け取られます。企業利益が絡んでいないユーザーの声は、リアルでかつ信頼性の高い情報となるのです。
企業側からのアピールの強さや他社との差を見せつけられれば見せつけられるほど、ユーザーは本当に?という疑問が湧いてきます。更には企業側の利益に対してはユーザー側のコストにも繋がるので信頼性とは遠いものになってしまいがちです。利害関係の無いユーザー達からの情報は信頼に値するのではないかと言う考え方です。
◆ターゲット層へ的確にアピール
インスタなどのSNSにおいては、趣味嗜好の近いユーザー同士がつながっているケースが多い。そのようなコミュニティにおいて、誰か一人のユーザーが魅力的な商品・サービスの情報を発信すれば、おのずとその話題へのアテンションも高まります。「インフルエンサー」と呼ばれるようなユーザーに宣伝を担ってもらうよう依頼するビジネスも多いですが、そうでなくても訴求力の高い形でその周辺ユーザーへと情報が届き、好意的な反応を引き出すことが可能になるのです。
◆費用対効果の高さ
莫大な宣伝広告費をかけずとも、多くの潜在顧客に自社商品やサービスを認知してもらえる、というのもUGCのメリットです。ハッシュタグを利用したコンテストやキャンペーンなど、ユーザー側がコミットしやすい場を設けることで、コストをかけずにUGCを充実させ、宣伝効果の促進につなげることができるでしょう。ここは、費用対効果だけではなく、良い良いものを本当に気に入って貰った人にアピールできることが企業の規模に関係なく自由に行えるチャンスにも繋がります。
・ UGCの活用事例
UGCはとても身近な存在なのです。多くのSNS上で身近商品、サービスが紹介されています。洋服やコスメ、レストラン、観光地の紹介等、幅広い種類のUGCが作成されています。
・UGCの主な種類
・Instagram、Facebook、TwitterといったSNS上の写真やテキスト、イラスト
・YouTubeの動画
・食べログ、Amazonなどのレビュー投稿
・ECサイトに寄せられる顧客の声
・Wikipediaやまとめサイトなどのテキスト
・クックパッドのレシピ
・ボーカロイドの楽曲
・Spotifyのプレイリスト
等です。皆さんも一度はどれかに触れたことがあるかと思います。
◆スターバックス 優勝者はカップデザインに採用 #WhiteCupContest
#WhiteCupContestは、2014年Twitter上で行われた、白いカップに絵を描くUGCマーケティングキャンペーン。優勝すると、期間限定でスターバックスのカップデザインに採用されます。3週間で応募総数約4,000件と大成功。スターバックスのカップデザインに採用されるというご褒美は、ユーザーにとってかなり魅力的です。固定ファンは、その名誉を目指し、高いクオリティーのUGCを投稿します。こういったイラストは、Twitter上で多くの人の心を掴み、拡散されていきました。
◆Go Pro 動画自体が性能を宣伝
ユーザーがGoProを使って撮影した動画を、自身のYouTubeチャンネルで公開。この動画自体が、GoProの性能を宣伝しています。動画が人気になればなるほど、自分も撮影したい、超える作品を撮りたいというユーザーが増え、そういったユーザーがGoProを購入、さらにユニークな動画を作るという好循環が生まれます。
・ まとめ
UGCの魅力は、信頼度が高い事にあると思います。それと共感性です。自分に近しい他人であっても「そうそうそうだよね!」という共感は信頼に繋がりますよね。
信頼されているUGCを上手く活用するためには、収集、活用、効果検証のサイクルを回し、効果を確認しながら進めていくことが重要だと考えます。また、UGCから顧客の思いや悩みに気づくこともあるのではないでしょうか。
UGCを知ると、インスタやTwitterを観る目線も変わってきますね。
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