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物流 現場 改善  3s5s活動  「整理」②

2021.07.01 00:00

物流 現場 改善  3s5s活動 

 

整理

捨てる」事で変化していく「整理」する事で考え方の変化 

 その①

                   

<<目次>>

1、整理をするにあたって

 

2,数字探しゲーム

 

3,「要らないモノリスト

 

4,「捨てる」事でおこる変化

 

5,要るモノ」「要らないモノの判断基準

 

 

 

 

 

 

 

1、「整理」をするにあたって

まずは人を動かす事は難しいです

どうしたら出来るかより

「出来ない理由」「やらない理由」を考えがちです。

タイプ別で「出来ない」「やらない」理由を

見ていきましょう!!!!

 

出来ない理由とは

タイプ
出来ない理由、やらない理由
逃避型
忙しい時間が無い
現状肯定型
今までやった事が無い
他人押し付け型
それは会社がやる事、他部署がやる事
開き直り型
自分のやっている事のどこが悪い、今までのどこが悪い
部分強調型
考え方は良いが、この部分がクリアにならないと出来ない
ステップ強調型
まずは他部署が解決しなければ自分達はやらない、出来ない

何でも反対

全てが嫌、やらない、

出来ない、やらない理由は

上記の7パターンに分けられます。

人はどうしたら出来るかより

「出来ない理由」「やらない理由」にエネルギーを使う人が多いです。

では、そういう人達や現場の

考え方の変えるにはアプローチを変えていきましょう

まずは整理の第一は捨てる事です。

皆様の周りでも色々と物が溢れて要る物を探すのに時間が掛かる事はありませんか?

探す事に時間をかけるこれは仕事や作業環境に置いて一番「無駄」な時間です。

整理」「捨てるがどれくらい大事かを簡単なゲームで実感してみましょう

 

 

 

2,数字探しゲーム

まずは、ストップウォッチか携帯のストップウォッチ機能を用意して下さい

では、ゲームは①~③まであります!!!!開始!!!!

 

 

 

 

ゲーム①

下の図から

1~20の数字を何分で探せますか?

スタート!!!!

 

何分かかりましたか????

 

ゲーム②

下の図から

1~20の数字を何分で探せますか?

スタート!!!!

何分?何秒?かかりましたか????

 

 

 

ゲーム③  

下の図から

1~20の数字を何秒で探せますか?

スタート!!!!

時間をはかる必要はないですね

最初は何分かかりましたか?

次は何分、何秒かかりましたか?

最後は何秒でしたか?

このゲームでいかに要らない物捨てる事で

探す時間に変化が表れている事が分かります。

 

 

 

 

3,「要らないモノ」リストつくり

 

「要らないモノ」とは?

要らないモノ」もと言っても

人によっては色々とあると思われます。

では「要らないモノ」のリストアップする基準をみていきましょう

 

「要らないモノ」リスト

                要らないもの選別(捨てる対象物)
1 棚の上に忘れ去られているも
2 棚やいすの下などに押し込まれているもの
3 機械の裏や部屋の隅に追いやれているもの
4 普通に使う量よりもはるかに多い量があるもの
5 ほこりをたっぷりかぶっているもの
6 キャビネットの中や工具箱などフタのあるものや扉の中に放り込まれるもの
7 間違って購入し、転用して何かの時に使おうと思っているもの
8 使っていないカレンダー、期限の切れた書類やポスター
9 使うあてがないのに、もったいないからともらってきたもの
10 後で修理して使うと思いながら放ってあるもの
11 作り過ぎ、買い過ぎでいつか使うとして持っているもの
12 前任者の遺物、もしくわ前々任者のもの
13 高いお金を出して買ったが、使ってないもの、使えないもの
14 明らかに使わないが、思い出深いもの
15 不要だが上司を説得できないもの

要らないモノ」リストをもとに皆様の周りに該当する「要らないモノ」はありましたか?

上の表以外にもまだまだ現場、職場には「要らないモノ」が溢れていると思われます。

実際当社でも上記の表を元に「要らないモノ」をピックアップして「捨てる」と

トラック4台以上の「要らないモノ」が出ました

 

当社の廃棄風景

 

 

 

 

 

 

4,「捨てる」事でおこる「変化

捨てる事でおこる変化

実際に要らないモノ」を「捨てる」事で

どのような変化があらわれるかというと

 

 

 

まず、今まで要らないモノが占有していた場所が「物理的」に空きます。

「探す時間」「短縮」されます。(先のゲーム様に)

見た目もスッキリします。

 

 

当社の捨てる前の現場 

要るか要らない判断がつかない資材だらけ」

 

当社の捨てた後の現場要らないモノが無くなりスッキリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆様の周りでもありませんか?

とりあえず「要るか?要らない?」わからないから物置的な所に置いて置こう!!!!

 実際、当社でも「分からないから」物置に「要らないモノ」を何年も放置していました。

「捨てる前」                 「捨てた後」

 

 

 

 

 

5,「要るモノ」「要らないモノ」の

 判断基準

 

      

 

要るモノ」「要らないモノと判断基準は人それぞれです

では、要るモノ」「要らないモノの判断基準を

別の角度から見ていきましょう

 

要るモノ」「要らないモノ」判断基準

1 明らかに不要なもの 不要物
2 もしかしたら使うもの
3 数年に1度か2度だけ使うもの 管理するもの
4 1年にたまに使うもの
5 ある時期だけ使うもの
6 1年に時々使うもの
7 1年によく使うもの 保管維持管理
8 頻繁に使うもの 身近に管理
9 いつも使うもの

 

表のように「今いるモノ」「いつか使うかも」などと

時間単位で判断基準を明確に行う事で

今までは「何を捨てれば良いのか?分からないから捨てられない」「捨てる判断基準が分からない」などと

捨てずに放置してしまい「要らないモノ」が溢れる職場、現場になっていませんでしたか?

これは他人からの指示待ち、他人が決めてくれるという

他力本願な考えや気持ちの表れかと思われます。

自身で判断して「捨てる」事で「要るモノ」「要らないモノを見分け「判断力」が付きます。

そして

表①の「明らかに不要なモノ」を捨てきれば、次は「もしかしたら使うモノ」へと視点が「変化」して行くことができます。

 

 

次回は

捨てる」事で変化していく「整理」する事で考え方の変化

その2

「もしかしたら使うモノ」は実は「要らないモノ」かも?

 

 

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