WMS(在庫管理システム)とは?WMSの選び方
WMS(在庫管理システム)とは?WMSの選び方
在庫管理・・・。未だにエクセルで管理したりしていませんか??
脳内管理には限界があります。
今日は在庫管理でお困りのある方に、解説していきます。
《目次》
1.WMSとは?
4.まとめ
WMSとは?(Warehouse Management System)
倉庫での在庫管理や入出荷管理を行うシステムです。Warehouseとは倉庫、つまり
倉庫を管理するシステムです。
最近のWMSはEC販売で利用する受注システムや、販売管理との連携がとれるように
なっていることが多く、より正確に在庫管理を行うには、必要不可欠なシステムです。
ハンディターミナルを使って入荷・在庫・管理を行えば、よりスピーディーで正確な管理を
行えます。
手作業や伝票目視チェックによる作業がなくなり、ミスによる在庫差異をゼロに近づける
事ができます。
WMS導入のメリット
★WMS導入のメリット① 業務の効率化
WMSは入荷・出荷・保管・ピッキングなどの作業をハンディターミナルにて行うため、
誤った作業が発生したときに警告音が鳴り、作業ミスを減らします。
合わせて人間による目視確認をシステムが代わりに行うため、簡単で効率的に安全性を
高めることができます。
新しく入ったスタッフさんでも、安全性の高い作業が行えるようになります。
★WMS導入のメリット② 人件費削減
WMSでの在庫管理には、ロケーション設定というものがあり、商品一つ一つに
住所を振り分けることができます。
今までは、ある程度の経験を積まなければ即戦力にならなかった新人さんも、
指定されるロケーション(棚)にいけば、欲しい商品が置いてある状態を創り出せます。
WMSによって作業が簡単になれば、時間短縮になり、人件費削減に繋がります。
★WMS導入のメリット③ リアルタイム在庫がわかる
WMSによって、最新の在庫状況を確認することができます。
中には、出荷作業状況もリアルタイムで確認出来るシステムもあり、
見える化されています。
WMS導入のデメリット
★WMS導入のデメリット① WMSを導入するコスト
WMSには、二通りのタイプがあります。
1つ目は”クラウドタイプ”です。これは、すでにできあがっている仕組みに
インターネットでアクセスしサービスを利用します。
導入のハードルは低いですが、導入には費用がかかります。
2つめは”オンプレミスタイプ”です。こちらは自社サーバーでシステムを
構築していくので、必要な機能だけ入れたり、カスタマイズするには最適です。
但し、拡張性が高い分、導入コストは高額になりやすく、開発に時間がかかります。
★WMS導入のデメリット② WMSの操作を覚える必要がある
WMSを使用するにあたって、少なからずWMSの使用方法の教育は必要になります。
新人スタッフの教育や導入時には、マニュアルの作成や、システム会社からのレクチャーを
受けて導入しましょう。そういったサポートもしてくれるかどうかも、
システム会社を選ぶポイントのひとつです!
どんなに気をつけていても、人はミスをします・・・
人はミスをする生き物です。
有名なハインリッヒの法則で、「1つの災害が起きた場合、29の小さな怪我があり、
300の不安全状態・不安全行動が存在する」というのがあります。
機械化が進む中、ヒューマンエラーによって起きる事故災害率は8割を占めるそうです。
システムでどうカバーし、対策を取っていくか・・・。
WMS導入を検討されている方、物流でお困りの方は、是非一度ご相談ください。
様々な物流のお困りごとの解決に、対応いたします。
倉庫見学も承っております!
アウトソーシングか、社内物流か、お困りの方は是非お越しください。