通販物流の時流と目指すべき方向性
2011.12.24 20:44
通販市場規模は右肩上がりで伸びている。
2000年から10年間で270%の伸び率である。
前年比はここ数年6%台の成長率である。
市場規模は6兆円に達している。
通販形態別に見てみると10年前まではカタログが通販市場の約8割を
占めていたが、2006年以降はインターネット通販がカタログ通販を上回り
形態別の実績でトップになっている。 特にモバイルがすさまじい伸びを
見せている。
これからのインターネット通販のトレンドはアジア諸国向けの海外展開
国内では専門性を色濃く出した商品構成や地方へのアプローチかと
考える。 国内のインターネット通販は市場は伸びてはいるものの競争は
激化している。他社との差別化を見出せないショップ様が淘汰されていく
時代に入っている。
そこで差別化を強化する手段として 物流 に重きを置くメガサイトの戦略
が目立ってきている。 アマゾンや楽天はロジスティクスサービスの充実と
海外展開まで視野に入れた戦略を実践している。
これからの専門性や地方に力を入れたネットショップ様の差別化のポイント
は、短納期、小口対応、販促、パッケージング等の 流通加工 となって
くるだろう。
よりきめ細かなサービスを高めることがお客様の支援につながるのである。