これからのタイムマシン戦略
2011.12.13 15:33
少しまえの「タイムマシン戦略」の輝かしい実践者は、ソフトバンクの孫正義氏である。
IT先進国アメリカと日本との遅れている時間差をフル活用したのである。
アメリカでヒットしていったITビジネスモデルを次々に持ち込んで展開したことによって
成功をもたらした。 すべてが成功したということではないが・・・。
Yahoo!や ナスダックジャパンがそうである。
今までは大企業が展開する大枠の部分、仕組みやビジネスモデルのタイムマシン戦略
が実践されてきた。
中小企業においては大企業主導のタイムマシン戦略があってそこに下請けという関係で
成り立っていたにすぎない。
しかしこれからは・・・・。
中小企業が単独で自社の技術力、サービスを武器にタイムマシン戦略を実践していく
時代である。
BRICs諸国は現在日本の1960年代の後半頃であろうと考える。
その頃の日本は大量消費の時代から「質」を重視する時代にシフトしていった。
それを経験して「質」を高めてコストパフォーマンスを上げて行く
「創意工夫」を経験「知」として持っている。
そんな中小企業こそが・・・・。
これからのタイムマシン戦略の主役となりうるのではないだろうか!