通信販売における宅配便トラブルを減らすために
2015.03.30 17:09
インターネット販売の継続的な成長に合わせるように、宅配便の規模も拡大の一途をたどっている。
それに伴い宅配便やメール便のトラブルも増加している。 (国民生活センター調べ)
遅延、破損、紛失等、宅配便で起こりうる様々なトラブルが消費生活センターに寄せられている。
トラブルの内容はさまざまである。
購入時での情報不足や不適切な荷扱い、日時指定に対するシビアな期待と遅延内容
確かに配送トラブルは増えているが、それ以上にネット通販での購入者が増加ている事実もある。
配送業者はさまざまな改善を常に行っているが、それが追い付かないぐらいの需要がある。
しかし、それを言い訳にはできない。
消費者の期待に応えるべきカイゼンは、より一層行うべきである。
ただし、宅配業者や関わる物流業者だけでは解決はできない問題にもなって来ている。
消費者、販売事業者、宅配事業者、行政 などが一丸となってカイゼンをする動きが必要とされる。
過度な宅配スピードの要求や販売者の差別化、価格競争なども宅配レベルを低下させる原因となっている。
時間指定による消費者の不在も(再配達)配送コストやレベル低下に繋がっているのは事実である。
購入時での消費者への十分な宅配トラブルへのアナウンス。無理のない範囲での配送希望日や時間帯指定の選択方法
宅配BOXやコンビニ、営業所止めなどの受け取り方の法多様化とそのアナウンスなどなど
業界の発展と共に課題も山積みである。