共創の時代
2013.07.03 17:20
コストダウン&品質向上の時代は終わりました。各配送会社の値上げ、サイズ規制強化の動きが活発化する時代に安価競争には限界があります。通販物流は安売り競争から脱却し付加価値競争を強化することが求められてきます。付加価値の源泉はお客様の売上を上げることです。お客様のリピート率を上げる付加価値提案を幾つ出来るか?お客様のこだわりをどう顕在化するか?まさに求められるのは「共創」であります。
パターンは2つありますひとつはお客様が販売促進、商品開発、いわゆる本業に注力して頂ける時間を我々が創るということです。もうひとつはお客様の販売促進、顧客接点力を代行して強化することです。
物流は唯一顧客接点の最前線です、そんな利点を活かして我々に何ができるのか?を真剣に考える時代に入っております。品質を高く、低価格を目指すのではなく、超品質が高く、適正高価格を目指すのです。超品質とは品質プラスお客様との「共感性」を上げるということです。お客様の共に喜べる瞬間を多く創れる力を持って品質とするということです。適正高価格とはお客様がここまでやって貰っているという感を与えることです。お客様は決して価格では評価しません、評価するのはお客様にどれだけの価値を与えたかということで評価するのです。極端にいうと価値のないものにはお金を払いません。我々はお客様との関係性を永続的なものとする為にも価格と品質と我々の存在価値というものに責任を持たなければいけません。いうならばコストを下げるお手伝いではなく、売上を上げる後方支援として我が社の価値を捉えることです。