どうなる？！アフターコロナ！
2022年に入り、もうすぐ3か月たとうとしている今もコロナによる影響は大きく、未だに通常運行とはいかない状況が続いています。
私たち物流会社は、流通や商流を目の当たりに見ているため、何がどう変化しているのか身をもって感じています。
そこで、私たちの感じていることと、市場の変化がどう結びついているのかを、ここで解説してみます！
☆ 目 次 ☆
2020年以降、EC市場の売上が大きく伸びた一年でした。
私どもの周りでも、EC市場に参入していない企業は、ここ数年なかなかの苦労を強いられています。
運送業者だけでも同様、BtoBのみ取扱している輸送業者の取り扱い物量は、大幅に減少していると聞いています。
一方、宅配大手のヤマト運輸は2022年3月の四半期決算で、売上は前年対比7.4%増、経常利益は32.2%増となっているそうです。
緊急事態宣言やまん延防止に伴って、実店舗の立ち位置が変わってきました。
実店舗で商品を買うことはもちろんですが、ネットで販売している商品を確認する場という立ち位置になり、店舗とECの二刀流運営を行う「Online Merges with Offline」（通称OMO）が徐々に増えつつあります。
最近になって、世界中で流行し始めているのが「メタバース」ですよね！仮想世界の中でアバターを通じていろんな体験ができて、ショッピングやイベントにも参加できる仮想都市です。
メタバース参入企業も増えるのではないでしょうか・・・。
2021年に起こると予測されていた「リベンジ消費」、いよいよ2022年には本当の意味でのリベンジができるのでしょうか・・・。
ここ数年のコロナ禍で、消費者が求めるもの（ニーズ）に変化が起きているように感じます。
今までの主流は、安価で手に入れられる流行に乗ったファッションや雑貨などのアイテムでした。コロナ禍に入り、消費者ニーズが安さよりも良い品をという傾向になりつつあります。
単価が少し高くても、おうち時間を充実させることができる商品に意識が向いているようです。
ショップ様のニーズも変化しつつあります。
私たちは日々、様々な案件のご相談を受けますが、半分ほどがスタートアップに向けてのサポートや物流アウトソーシングの希望です。緊急事態宣言やまん延防止による外出制限で、リアル店からネットショップに消費者が移ると同時に、baseやshopifyのような初期費用0円のプラットフォームが利用しやすくなり、新しくECショップを立ち上げるケースが増えているようです。
コロナが落ち着いてくると同時に、今度はその影響が出てくることが容易に予想されます。
ターゲット層の変化もあります。
ここ数年で、高齢者層のネット購入利用率も増加傾向にあります。高齢者世帯の3割が、今やネットショッピングを利用するようになっているとのことです。
また、従来女性に多かったダイエットや美容への意識が、コロナ禍を経て健康志向に変わりつつあります。マスク着用により顔の半分が見えなくなっていること、直接会うよりwebで会議やミーティングをすることが増えたことにより、肌に関するケアグッズは年々取り扱いが増えてきています。
そういったことから、美容系商品や健康食品のニーズが高まっているのは間違いないでしょう。
コロナ禍に通販で購入する流れが出来上がり、おそらくアフターコロナもその流通は増加傾向になるのではないかと言われています。
コロナ禍につみあげたライフスタイルはなかなか崩れることはないでしょう。
アフターコロナにおいて、外部環境と消費者ニーズがどのような基準で商品を選ぶのか・・・見極めが必要になると思います。
いずれにせよ、コロナの影響で消費者は安心・安全を求めていることは間違いないです。商品だけではなく、発送や梱包・アフターサービスまでも、消費者は安心・安全を求めています。
bukkenはそんな消費者様の安心・安全を追求すべく、最新のWMS（通販専用在庫管理システム）を駆使し、ミスなくスピーディーな対応を心がけています。
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