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照度という環境改善

2012.01.24 20:11

貿易用語でシッピングマークという言葉がある。

貨物の梱包カートンに記載されているもので、荷主又は荷受人を表す

マーク。仕向地などの番号が記載されていて、書類と貨物を一致させる

手がかりのようなものである。

仕向地が多くなると記号のような似たようなものが混在してしまう。

そこで、現場で仕向地毎にシッピングマークを色分けして、誰でも一目で

解るようにこの梱包貨物にはこの色のマークを添付する!という視覚での

ミスを無くすような改善を行い実施した・・・・。

しかし・・・。 実は現場では照度が足りない為に事務所でははっきりした

色分けが・・・。現場でははっきりしていない! という事に気づき!

「作業場の照度」というものに改善の焦点が向けられた。

調べてみると・・・。 

労働安全衛生規則604条(照度) というものがあった

 【作業照度基準】

検査、試験、事務所などの場所     (精密な作業)=150~300lx

ピッキング、梱包などの場所(現場で文字を読む作業)=70~150lx

荷物の積み下ろし等の場所        (粗な作業)=30~70lx

という基準があった!!

なんとなくそのような基準があることは知っていたが・・・。

倉庫作業=30~70lxレベルを意識していたが、ピッキング作業は70~150lxレベル

で行うことということのレベルの認識を間違っていた。

早速のそのレベルで作業をしてみると、今までの現場とは世界が違って見えた!

なるほど!ここの環境ならばまた違った改善レベルが出来るのではと思った。

なによりも働くスタッフのストレスが解消するのではと強く思った。

労働安全衛生規則!なるほど!納得!!である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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