物流 現場 改善 3s5s活動 「清掃」
「清掃」
前回まで、「整理」するには「捨てる」事と述べてきましたが「捨てる」事で
今まで見えてこなかった部分が見えるようになって来ました。
例えば、今まで動かなかった商品や棚を動かしたら当然、長年積もったホコリや汚れがなどが見えてくると
思います。
今回はそのように長年のホコリ汚れを溜めない現場造りを見ていきましょう!!
「掃除」と「清掃」の違い
「掃除」と「清掃」は同じように使われますが意味合いが違います
では、その違いとは
「掃除」とは
「掃除」とは、「掃いたり拭いたりして、建物や敷地内のごみやほこり、汚れなどを取り去ること」という意味の言葉です。読み方は「そうじ」で、「休みを利用して、部屋の掃除をする」「パーティーの後は掃除が大変だ」のように使われます。
日本語の「掃除」は、中国語で「はらいぬぐう」を意味する「掃除(そうじょ)」という言葉に由来しています。
「清掃」との主な違いは、「作業の規模や細かさ」にあります。後述するように、「清掃」が比較的規模が大きく、細かな作業を言うのとは違い、「掃除」はより小規模で単純な作業を指すことが多くなっています。
清掃とは
「清掃」とは、「きれいに掃除すること」という意味の言葉です。読み方は「せいそう」で、「フロアの清掃は毎日欠かさない」「清掃会社の仕事は大変だ」のように使われます。
「清掃」の「清」の字は、「にごりや汚れがない」を意味し、「掃」の字は「ごみやほこりなどを取り除く」を意味しています。
「清掃」と「掃除」は、どちらも「汚れなどを取り除いてきれいにする」という意味で違いはありません。しかし、「掃除」が主にゴミ捨てや物の整理といった単純な作業を指すのに対し、「清掃」はそうした作業はもちろん、薬剤などを使って微細な汚れまで落とすことまで含む点で使い分けられます。一般的に見て、「清掃」の方が「掃除」より大がかりで精緻な作業を指すようになっています。
3つの清掃
現場職場においての「清掃」は3種類あります。
①初期清掃→整理 不用品などを捨てる
②点検清掃→異常に気付く環境を作る
直線配列の歪み 本来場所にないもがある環境
③保全清掃→常に異常がない環境を保つ。
初期清掃
初期清掃→整理 不用品などを捨てる
「整理」で述べたように不要品を溜めない日々の活動で得られる事
①不要品など無駄に高く積み上げたりせずスッキリした現場の為
見通しが明るい。
②ごちゃごちゃ物が溢れていない為隅々まで目が行き見る目が緻密になる。
③目が緻密になる事で次の汚れや清掃対象がわかるようになる。
④次にの清掃対象が分かる事で職場、現場がより綺麗になり気持ち良い環境になる。
⑤整った綺麗な環境になれば現場職場のショールーム化になる。
というように
どんどん職場、現場が変わって行きます。
初期清掃だけでも知らずに現場、職場の意識の向上につながり、ひいては品質の向上、会社の評価向上に繋がります
次回は「点検清掃」を見ていきましょ
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